はつこい文庫

ゆるいブログです

センター街を歩く

怒りも悲しみも受け流すという修行僧のようなことを今日はしていました。結果は、しないよりかはましです。

 

 

 

理不尽な親への怒りで好きな洋服を破ったことがなかったりした子達には分からないであろう痛みを背負って生きてきて、哀れむような視線ももう何も感じなくなって、そういう自分を捨ててからようやく新しい自分ってものを手に入れられた気がした。高校生の頃くらいまでは受け入れられなかった自分にされたことを並べて、調べて、ようやく自分が虐待されていたことに気づいて認めてため息をついた。自分の親は毒親だってことに気づいた。母親がSSR級にいい人だったからわたしはここまでまともでいられた。父親は、ゴミクズだった。

 

 

 

わたしの神さまは一生変わることなくわたしの心に眠っていて、あの日であったままの彼女がそこには閉じ込められている。PVには、少女だった貴女がそのまま残っている。出会った頃ずっと年上で今も年上だけど、あの頃の君の歳はもう越しちゃった。早かったね。夏になるたび聴きたくなる歌、今年もたくさん聞いたよ。また来年も同じように聞くだろう。生きていれば。もうじき冬がやってくる。ないものねだり、聞かなくちゃ。

 

 

 

最近よく聞いているZOCっていうアイドルグループの「A innocence」って曲が好きすぎるから紹介させてください。

 

誰にも言えない人生を

抱きしめさせてよ

汚れても泥まみれで進んだのを

不純だなんて思わない

 


という歌詞が、あまりにも自分に当てはまりすぎていて聞いた時開いた口が塞がらなかったのをよく覚えてる。きっとたくさんの人がこの歌に救われるんだろうな。今までも、これからもずっと。全ては言えない人生を、消決して綺麗事ばかりではなかった人生を、なんとか綺麗にみせている。何事もなかったよ。辛いことなんか経験してないよ。っていう顔をしながら生きている。街行く人がみんな幸せそうに見えるのを恨めしそうに見ながら。でも、手を繋ぎながらセンター街を歩くわたしだって他人からはきっとそう見えていただろう。きらっきらのブレスレットも、真っ赤なベレー帽も、君に似合わなかったセーラー服のプリーツだってみんなみんな可愛くてわたしを幸せにしてくれるもの。この歌がわたしを救ってくれたみたいに、わたしも誰かの救いになれてたらいいな。

 

 

 

 

 

 

そろそろまたラブレター書こう。

それで生ハム食って死のう。またね。